通勤や通学、市内を移動するときに利用する公共交通機関。
イギリスにも日本と同じように、バスや電車、地下鉄などがあります。
車を利用する人も多くいますが、イギリス、特にロンドン市内では道幅が狭く、車線も1つの片道通行だったり、最近では自転車用道路を設置する為に、どんどん車線が減り渋滞が多い為、少々運転しにくいです。
だからこそ、地下鉄やバスを利用する人が多いのですが、、、
日本で当たり前と思っていることが、イギリスでは全然当たり前ではなくビックリしました!!
そこで、日本と違う10個の違いをご紹介します。
地下鉄もバスも電車も時間通りに来ないのが当たり前
日本は完璧すぎるのかもしれませんが、海外では電車やバスが時間通りに来ないのは、普通です。最初はすっごくイライラしましたが、最近は慣れました!笑
日本では、電車が遅れた場合、証明書を発行してくれますが、イギリスでは日常茶飯事なので、特に証明書が発行されることもなく、会社に遅刻してしまうのも普通です。笑
因みに、地下鉄は2路線ほど週末のみ24時間運航をしていますが、通常は24時頃が終電です。
日本だと「○時○分」、イギリスは「あと○分」
日本だとプラットホームなどに「次の電車は13時15分」のように正確な時間が出ますよね。
しかし、ロンドンでは「あと6分」と、時刻が表示されません。
その為、10分後に見てもまだ「あと6分」だったり、「あと20分」と増えていたり、全然目安になりません。泣
地下鉄や電車が、路線や区間によって週末運休するのは当たり前
週末に運休されるのは、ほんとーに不便です!
でも、これも当たり前。
路線の点検や修復をなぜか週末にしてしまう為、いつも、どこかの路線が運休になっています。
その為、週末でかける際は、事前にウェブサイトやテレビのニュースで確認しておくことが必須です!
地下鉄や電車が途中で止まる、電気が消えるのは当たり前
地下鉄や電車は、よく止まります。ずっと待って、ようやく乗れたとホッとするのも、つかの間、、、途中で止まってしまうことも、、、しばらくして動き出して、また止まる。信号トラブルがよくあるからだそうです。。。
また、ロンドンの地下鉄の歴史は100年以上で、古い電車も多いせいか、よく車内の電気が消えます!
地下鉄や電車のストライキは、時々発生する
地下鉄や電車は時々ストライキをします。平日で誰もが地下鉄で通勤しなきゃいけないというのに、2,3路線、1日運休にしてしまうことも。
去年はひどくて、平日の数日間、全路線運休にしてしまい、皆が車や自転車、バスで通勤した為、大混乱!会社には2時間遅刻したし、出社できない人も出るほどでした。。。
列には並ばないし、隙間があっても、全然詰めない
日本では電車やバスを待つ際に、皆綺麗に並びますが、イギリスでは適当にしか並びません。その為、平気で横から入ってくる人もいます。
しかも、朝の満員電車では、皆全然詰めてくれないので、出入り口付近はギュウギュウでも中の方は、隙間がいっぱいということも!
早く乗りたいのにーと叫びたくなります!
バスにはオイスターカードを持っていないと乗れない
日本のようにバスの中で運賃を支払うというシステムはありません。
その為、事前にオイスターカード(日本で言うsuicaなどのICカード)を購入し、お金をチャージしなければいけません。
バス料金は、一律1.50ポンド(約200円)。
一度チャージし忘れていたときは、無料で乗せてくれました。。。笑
因みに地下鉄や電車に乗る際もオイスターカードがあると、料金が割安になります。
ゾーンで、どのゾーンからどのゾーンに行くかで料金が決まるのですが、多くの人が利用する市内中心地(ゾーン1内)であれば、2.4ポンド(約400円)です。
上記の値段は2021年の情報です。
2025年バージョン(最新料金に更新)2025年2月時点
日本のようにバスの中で運賃を支払うというシステムはありません。
そのため、事前にオイスターカード(日本で言うSuicaなどのICカード)を購入し、お金をチャージしなければいけません。
バス料金は、一律1.75ポンド(約260円) となっており、乗車から1時間以内であれば無料で別のバスに乗り換えることができます。
一度チャージし忘れていたときは、無料で乗せてくれました。。。笑
ちなみに、地下鉄や電車に乗る際もオイスターカードを利用すると、料金が割安になります。
ロンドンの地下鉄(チューブ)では、ゾーン制が導入されており、どのゾーンからどのゾーンに行くかで料金が決まります。
例えば、多くの人が利用する 市内中心地(ゾーン1内)であれば、2.80ポンド(約420円) となっています。
オイスターカードやコンタクトレス決済を利用することで、現金よりも割安な運賃で利用できるので、事前に準備をしておきましょう。
バスがいきなり目的地を変える
○○行きと目的地が決まっていても、乗っている途中で、目的地が変わってしまうことがよくあります。いきなり「このバスは次が最終目的地です」とアナウンスされ、降ろされたときは、このあとどうすれば良いの?と途方にくれました。。。。笑
ロンドンではよくあることで、皆ブツブツ言いながらも、素直に降りちゃうのでビックリです。
バスは渋滞にはまると、ずっと動かない
ロンドンの渋滞事情は、深刻です。道が狭い上に人口が多い為、しょうがないのですが、特に朝夕の通勤&帰宅ラッシュ時は、バスは全然動きません。。
夏のバスの中なんて、最悪です。。
皆時間がかかるとわかっているので、本を持参して、読んでる人が多く、初めてバスに乗ったときは、どんだけ皆まじめなんだ!!とビックリしました。
タクシーの運転手はプロ!
時間もないし、地下鉄やバスも来ないし、手段がないというときはタクシーを使うときもあります。
ロンドンでは、試験に合格した人でないと、タクシーの運転手になれません。
運転手さんはロンドン中の道の名前一つ一つを覚えていて、小さな脇道だって知っています。
その為、すごく安心してタクシーを利用することができますよ。
タクシーの初乗り料金は、2.4ポンド(約400円)。日本と同様に、事前に予約するか、道路で手を上げれば止まってくれます。料金も、距離が長くなるにつれて上がっていくのですが、日本と違うのは乗っている時間が長くなることでも料金が上がってしまうこと!
ロンドンはよく渋滞になるので、渋滞時のタクシー利用は進まず、料金が上がるだけなので、要注意です!
因みに、ヒースロー空港から市内中心地までは、約45.00-85.00ポンド(約6,000-12,000円)です。
タクシーを予約するとき、電話での予約が不安であればGetTaxiなどの携帯のアプリを使うと簡単です。ただ、車が来るまで時間がかかったり、きちんと予約されてないこともたまにあったので、私は電話で確実に予約するようになりました!
*上記の値段は、2021年の情報です。
ちなみに2025年の2月の時点
ヒースロー空港からロンドン市内中心部へのタクシー料金は、距離や交通状況によって変動しますが、一般的には75ポンドから80ポンド(約13,000円前後)となっています。
所要時間は約1時間ですが、交通状況によって変わるため、余裕を持った行動をおすすめします。
タクシーの予約方法として、電話での予約に不安がある場合は、以下の配車アプリを利用すると便利です。
- Bolt(ボルト):リーズナブルな価格と使いやすいアプリ操作が特徴です。
- Gett(ゲット):事前予約やオンデマンドでのタクシー手配が可能で、空港送迎にも適しています。
これらのアプリを活用することで、簡単にタクシーを手配できますが、車両の到着に時間がかかる場合や、予約が正常に行われないことも稀にあります。そのため、確実性を求める場合は、電話での予約も検討されると良いでしょう。
また、公共交通機関を利用する場合、ヒースロー空港からロンドン市内中心部までの地下鉄(ピカデリー線)の運賃は、オイスターカードやコンタクトレス決済を利用すると、片道約5.60ポンド(約900円)です。
所要時間は約40〜60分となります。
値段は常に変わりますのでご注意ください。
まとめ
1.電車やバスなどは、時間通りには来ない!
2.駅のホームやバス停での表示が、イギリスは「次の電車:あと○分」!
3.地下鉄や電車は、路線や区間によって週末に運休するので、出かける前に必ずチェック!
4.地下鉄や電車は途中で止まるし、時々車内の電気も消える!
5.地下鉄のストライキは、時々あるので特に驚くことではない!
6.ロンドンの人々は列には並ばないし、隙間があっても、全然詰めない!
7.バスに乗る前には、オイスターカードを準備しておく!
8.バスがいきなり目的地を変えても、次のバスを待つか、諦める!
9.バスは渋滞にはまると、ずっと動かないので本など時間潰しのアイテムが必須!
10.タクシーの運転手は知識豊富で安全!電車が動かないときはタクシーを使っても良いが乗っている時間によって料金も上がるので、渋滞しやすい時間帯は要注意!
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