イスラエルのキブツボランティア体験記 その4 キブツのお仕事と食事とお小遣い - 50代から始めるオンライン英会話

イスラエルのキブツボランティア体験記 その4 キブツのお仕事と食事とお小遣い

物語

今日は キブツボランティアでやった初めての仕事に関して紹介したいと思います。

仕事にたどり着くまでの、話を読みたい方は下記の合わせて読みたいをお読みください。

 

□合わせて読みたい

 

キブツでの最初の仕事

 

仕事場所:キッチン

仕事内容:コールドキッチンといって、主な仕事は野菜を切る

集合時間:午前5時

 

 

最初は、5時から仕事って未だかつで経験したことがない私ですが、まだまだ夜明け前で周りは真っ暗な中、キッチンにむかいました。

 

コールドキッチンのボスは推定年齢80歳ぐらいのイスラエルの元気なおばあさん。

 

ものすごい強烈なキャラクターで、英語がペラペラなわけでもなくイスラエル語とドイツ語を
混ぜて話す人で、それをどうにか読解しなければいけないらしい。

 

 

もちろん最初はなにもわからないので、コールドキッチンですでに働いているボランティアの先輩
であるヨーロッパ人の若者に、英語と、身振り手振りで教えてもらう。

 

 

主な仕事は、野菜をひたすら切っていくのだが、日本では見たことない食材もあった。

 

 

初めましての食材が次から次えと、見よう見まねで切っていく。

 

 

後から、トマトときゅうりのサラダの担当となり、それぞれの食材を1センチ角ぐらいのキューブの形にひたすら切って、塩胡椒とパクチーを入れて一気に混ぜるという味付けだったような気がします。

 

コールドキッチンを仕切るおばあちゃんは私たちに指示を出すときドイツ語とヘブライ語が
混ざっています。

覚えているのは、

エフォ ハサ?

 

ちなみに意味は、エフォ(どこ?)ハサ(レタス)
何語かわからないが、ヘブライ語と何か混じってるとボランティアの先輩が教えてくれた。

 

エフォ ハサと言われたら、冷蔵庫の中にあるレタスを探してきて、そのお婆ちゃんボスに渡す。

そんな中、休憩の時間が確か30分ぐらいあるんだけどその時間が楽しい。

 

そのおばあちゃんボスの話がいろんな話をしてくれるんだけど、それがめちゃくちゃタメになるし、面白い。

 

 

イスラエルは兵役制度があるから、もれなくお婆ちゃんボスも戦争を経験していて、当時の話を色々してる。

 

私の英語力では半分ぐらいしか理解はできないけど、身振り手振りで話してくれるし、後からヨーロッパの若者達がゆっくり説明してくれる。

 

キブツでの2番目の仕事

 

仕事場所:クリーリングの部屋

仕事内容:洗濯物をひたすら畳む

集合時間:午前8時(うる覚えです)

 

私はボランティア期間の3ヶ月、コールドキッチンで働こうと決めていたのだが、一度、不注意で手を怪我しまって、水仕事ができなくなってしまった。

 

水仕事ができない間にやったのが、クリーニングの仕事。クリーニングと言っても一般家庭における普通の洗濯です。

 

キブツではここの住む全員の洗濯をやってくれるシステムになっています。

 

① この先、洗濯をしてもらう服をキブツのクリーニングチームに提出する
② 服に番号を書いた布が、服の裏側に縫われて戻ってくる
③ 番号の入ってある洋服が汚れたら、袋に入れてクリーニングチームに提出
④ 数日後に洗濯終えて、きちんと畳んで戻ってくる

 

下着も出していいのだが、ボランティアの女性陣は流石に恥ずかしいので、自分を含め自身で手洗いしていました。

 

私がやったクリーニングの仕事は、洗濯と乾燥が終わって仕上がってきた洗濯物を、畳んで番号順に振り分けるという作業だった。

 

単純な仕事だけど、コールドキッチンの仕事に戻るまでだし、気分転換になった。

ボランティアの滞在期間中に経験したのは、コールドキッチンとクリーニングの仕事だけです。

 

キブツの食事

 

私がボランティアで行ったキブツは、400人ぐらいの人が生活しています。

毎日のご飯は、各家庭単位じゃなくて、みんな一斉に大きいダイニングルームで食べるんです。

ですから各家庭の母親(もしくは父親)は、毎日ご飯作らなくていので負担が減りますね。

食事はバイキング形式で、食べたいものを食べれる分をとって勝手に食べるスタイル。

メニューは毎日違います。比較的イスラエルの食事は日本人の口に合うので食べやすかったです。

毎週金曜日はユダヤの安息日でジャバットと言われる日であり、イスラエルの人たちはいつもよりいい服を着てディナーを食べていました。

 

私を含むボランティアのみんなもなるべく、金曜日の夜は自分が持ってる服の中で綺麗めの服を着て楽しみな夜だったことを覚えています。

休みの日(土曜日)は、いつも食事をしているダイニングルームも休みなので、その日だけは各家庭で食事する。

ボランティアは小さいキッチンと食べる場所が用意されているので、各自作ってそこで食べたり各自の部屋で食べていました。

 

キブツの中でお金はどうしてるの?

 

お金はほとんど使いませんが、キブツ内に小さい商店があり、お菓子とか休みの日に食べる物を買ったりするときに使います。

基本はボランティアなので週6日、8時間働きます。その給料は出ません。

ですが、働いた対価とて、毎日ダイニングで食事を取れるのに使える金額に相当する電子チップが与えれます。

食事するときは、首から電子チップ的なものにぶら下げて、食事を選んだらそのチップで精算するシステムでした。今でいう、Suicaみたいな使い方である。

 

住む場所、作業着、作業靴などは与えられが与えられるので、3ヶ月ぐらいボランティアとして滞在したとしても2万円以上は使わなかったです。

 

次はボランティア期間の娯楽について書きたいを思います。

 

□合わせて読みたい

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