このブログには、私自身の海外経験と、他の方から寄稿いただいたリアルな体験談の両方が掲載されています。
ここでは、私自身が経験したことだけをまとめて紹介します。
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オーストラリアでの留学・ワーホリ・永住権取得
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イスラエル「キブツ」でのボランティア生活
英語力がほぼゼロのまま海外に飛び出し、
まったく知らない土地で出会い、働き、暮らし、泣いて笑って――
その中で私の価値観は大きく変わっていきました。
これから海外に挑戦したい人、ワーホリを考えている人、人生の空気を変えたいと思っている人。
そんな方の背中を少しでも押せたら嬉しいです。
🔹 オーストラリアへ行こうと思った理由
20代の頃の私は、毎日同じことの繰り返しにどこか違和感を抱いていました。
昭和的な価値観の中で、
「がんばれば報われる」より
「黙って従うことが正しい」そんな空気がずっと重かった。
合わせて生きてきたけれど、心のどこかではずっと思っていました。
「これは私の生き方じゃない」と。
- もっと広い世界を見たい
- 英語を話せるようになりたい
- 今の自分を変えたい
最初は友だちのワーホリ話を聞いただけだったのに、
その瞬間まるでスイッチが入ったように胸が熱くなって、
「私も挑戦したい」と自然に思えたんです。
🔹 ワーホリ生活|英語ゼロから始まった“外国で生きる”日々
● 英語が聞き取れず泣きそうだった毎日
空港のアナウンスすら聞き取れず、買い物もまともにできない。
それでも英語を使うしかない環境にいたことで、少しずつ聞こえるようになっていきました。
● シェアハウスでの多国籍生活
- 文化の違いに驚く連続
- 気まずさも喜びも全部英語で体験
- “違い”があるからこそ面白いと気づいた
● 現地での仕事体験
最初は指示が理解できず、毎日ヒヤヒヤ。
でも繰り返し会話していくうちに、自分の英語が“通じる瞬間”が訪れました。
その瞬間は、今でも忘れられないほど嬉しい経験でした。
🔹 イスラエルのキブツ体験|人生で一番“濃い”時間だった
20代でのオーストラリア経験を経て、30代の私は数ヶ月間、イスラエルのキブツ(共同生活コミュニティ)に参加しました。
● 価値観がひっくり返る生活
- 朝〜夕方まで仕事を分担しながら生活
- 国籍も宗教も年齢も違う人たちと寝食を共にする
- “助け合って生きる”という原点に触れた
- 朝ご飯は400人以上で一緒に食べるという壮大さ
● ここで得たもの
- 生きる力がついた。
自分で決めて動くことの大切さを学んだ。 - 人を信じる感覚が育った。
違う価値観の人と関わる経験が、自分の世界を広げてくれた。 - 年齢なんて関係ないと思えた。
参加者は20代前半がほとんど。私は31歳で、年齢制限ギリギリ。
それでも飛び込んで本当に良かった。 - 年齢の限界は自分が作っているだけ。
特別に頼み込んで参加していた42歳のドイツ人女性の姿が、その証拠だった。
📘 イスラエルのキブツボランティア体験談|総まとめ
31歳で決断してイスラエルのキブツにボランティアとして滞在した、私自身のリアルな海外体験を4本の記事にまとめています。準備から到着、生活、仕事まで、時系列でわかりやすく読み進められるように構成しました。
※シリーズは今後も追記予定です。
🔹 30代で永住権を目指した理由
オーストラリアの生活は驚くほど自分に合っていて、
「ここで暮らしたい」と自然に思える場所でした。
語学学校や専門学校では、ほとんどがアジア出身で、
永住権を取るのが“普通”という空気がありました。
その環境にいると、誰に言われたわけでもないのに
自分も同じ方向を向いていくんです。
人のやさしさ、仕事のスタイル、ゆったり流れる時間――
どれも自分にしっくりきていました。
英語学習も同じで、頑張る人に囲まれると
“頑張るのが当たり前”に変わっていく。
🔹 永住権取得までにしたこと
- 永住権の条件変更に2回も振り回された。
「もうダメだ」と思う瞬間の連続。でもそこで諦めなかった。「この新しい条件、どうやったら突破できる?」
と自分に問い続け、動き続けた結果、2度壁を越えることができました。 - 多国籍の職場で働いたことで視野が一気に広がった。
働き方も価値観もスピード感も全然違う。
その違いが自分を成長させてくれました。 - 永住権は自力で申請した。
エージェントは高額だったため、自力で全書類を集めて提出。
友人と情報を共有しながら、なんとかやり遂げたことは今でも大きな自信です。 - 気づけば約5年。
転校、書類、勉強、試験…すべて積み重ねた時間でした。
「時間がかかっても諦めずに進む覚悟」が育った期間です。
長い道のりでしたが、あの頃がんばった自分には今でも「ありがとう」と言いたいです。
【オーストラリア永住ストーリー|全3話まとめ】
30代で海外に挑戦した私の、留学・専門学校・大学・永住権までのリアルな記録です。
- Part1:
30代派遣社員だった私がオーストラリアで「永住」を意識した瞬間
- Part2:
IT絶望から会計学へ|それでも永住を諦めなかった理由
- Part3:
奇跡の復活|30代の私が自力で永住権をつかむまで
※シドニーでの生活、IELTS対策、大学の苦労、永住権申請の裏側もすべてまとめています。
🔹 海外生活で得た“人生の土台”
日本では「他人に迷惑をかけない」が正しいとされがちで、
干渉しすぎず、目立たず、普通でいることが求められます。
でもオーストラリアでは、そんな価値観が優しくひっくり返りました。
仲の良い人とは少し干渉しながら、時には迷惑をかけ合いながら、
助け合って生きていく。それが自然なんです。
「一人で全部背負わなくていい」
「頼ったり頼られたりしながら前へ進めばいい」
体でそう感じた時間でした。
そして気づいたのは、
“小さな失敗では死なない”
間違えても、またやり直せる。
世界中から来た人たちが、それぞれの背景や過去を抱えながら、
笑っていまを生きている姿に何度も救われました。
オーストラリアで過ごした日々は、
「人と同じじゃなくていい」「人生はいつからでもやり直せる」
そう心から思えるようになった、大きな転機でした。
海外経験は「特別な人だけができること」ではありません。
少し勇気を出した普通の私でも、人生を大きく動かすことができました。
このページが、あなたの背中をそっと押せますように。
🌍 海外に行く前に「これだけは準備しておけばよかった」と思ったこと
オーストラリアでもイスラエルでも、最初にぶつかった壁は
「英語が聞き取れない」「言葉が出てこない」という現実でした。
もし当時、手軽に毎日5分だけでも英会話ができていたら、現地での不安は半分以下だったと思います。
いま挑戦しようとしている人には、あの頃の私と同じ苦労をしてほしくない…そんな気持ちで紹介しています。
海外に行く予定がある人・ワーホリを考えている人・英語の耳を育てたい人には、まずここからで十分です👇
オンライン英会話の中でも珍しいレッスン回数無制限だから、
「英語に慣れたい人」「耳と口を動かしたい人」には本当に相性が良いです。
海外生活で感じた“あの壁”を、先に越えておけますように。
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