ネイティブキャンプAIスピーキングテスト&トレーニング完全ガイド|点数に振り回されない賢い使い方
ネイティブキャンプには、スマホさえあれば5分で受けられる「AIスピーキングテスト」と、スキマ時間で話す練習ができる「AIスピーキングトレーニング」があります。
どちらもかなり便利で、しかもスマホ一つで完結。私も、英語の調子をチェックしたり、声慣らしや発音の確認にときどき使っています。
ただ正直に言うと、少しレッスンをサボるとテストの点数はすぐ落ちます。笑
でもそれは、あなたの英語力そのものが「ダメになった」わけではありません。AIが、その日の調子やアウトプット量をそのまま数字にして見せてくれているだけ。だからこそ、点数に振り回されない使い方が大事だな、と感じています。
- ネイティブキャンプのAIスピーキングテストとは?【5分で受けられる無料測定】
- AIスピーキングテストが見ている4つのポイント
- たった5分・スマホでOK|いつでもどこでも受けられる
- 結果はすぐに分かる|今の伸びを「見える化」してくれる
- レベル1〜10のイメージをやさしく整理すると…
- AIスピーキングテストは「月1回」の力試しにちょうどいい
- 点数が落ちても大丈夫|AIは“今日の状態”を見せてくれるだけ
- AIスピーキングトレーニングとは?【スキマ時間の3分で話す習慣づくり】
- AIスピーキングトレーニングの3つの特長
- 日常英会話版とビジネス英会話版から選べる
- AIスピーキングトレーニングの4つの問題形式
- 解説画面が優秀|一人でも復習しやすい
- トレーニング → レッスン → テストの流れがいちばん伸びやすい
- まとめ:テストは“月1の記録”、トレーニングは“毎日の味方”
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ネイティブキャンプのAIスピーキングテストとは?【5分で受けられる無料測定】
ネイティブキャンプのAIスピーキングテストは、すべてAIによる自動採点で行われるスピーキングテストです。
- テスト時間は約5分
- スマホ/タブレット/PCから受験OK
- 受験は無料
「今のスピーキング力がどれくらいか」を、サクッと数字で確認できるのが大きな特徴です。
AIスピーキングテストが見ている4つのポイント
テストでは、あなたの英語が次の4つの観点から評価されます。
- 語彙力:場面に合った単語や表現をどれだけ使えているか
- 文法:文の形や時制などが正しく使えているか
- 流暢さ:つっかえずにスムーズに話せているか
- 発音:聞き取りやすく、自然な発音になっているか
これらをAIが自動で判定し、総合的なレベルを10段階で評価してくれます。人による感覚的な採点ではなく、同じ基準で測ってくれるので、「自分の変化」が見えやすいのがメリットです。
たった5分・スマホでOK|いつでもどこでも受けられる
AIスピーキングテストを受けるのに必要なのは、この3つだけです。
- スマホ/タブレット/PCのいずれか
- マイク付きイヤホンやヘッドセット
- 声を出せる、なるべく静かな場所
この条件さえそろえば、24時間いつでも、自分のタイミングで受験できます。
テストの種類は2つあります。
- AIスピーキングテスト 日常英会話版
- AIスピーキングテスト ビジネス英会話版
日常会話を伸ばしたい人は日常英会話版、仕事で英語を使いたい人はビジネス英会話版を選べばOKです。問題は毎月更新されるので、何度か受けてもマンネリになりにくいのも嬉しいポイントです。
結果はすぐに分かる|今の伸びを「見える化」してくれる
テスト終了後、AIがすぐに採点してくれるので、待ち時間ほぼゼロで結果が表示されます。
- 総合レベル(10段階)
- 語彙・文法・流暢さ・発音の各スコア
が一目で確認できます。
たとえば、
- 語彙はそこそこだけど、文法で点数を落としている
- 発音は良いけど、流暢さが足りない
といった「自分の弱点」がはっきり見えるので、次のレッスンでどこを意識すればいいかが分かりやすくなります。
レベル1〜10のイメージをやさしく整理すると…
公式の指標は少し難しく感じるかもしれないので、ざっくりイメージだけ書いておきます。
- レベル1〜3:あいさつ・自己紹介レベル(Hello, Thank you, My name is〜 など)
- レベル4〜5:海外旅行で簡単な会話ができる(注文・買い物・簡単な日常の話)
- レベル6:好きな話題なら、自分の考えや感想を英語で話せる
- レベル7〜8:英語での会議や仕事の場でも会話ができる
- レベル9〜10:ネイティブにかなり近い、高い英語力
いきなり高いレベルを目指さなくて大丈夫。まずは4〜6あたりをコツコツ上げていく意識で十分だと思います。
AIスピーキングテストは「月1回」の力試しにちょうどいい
ネイティブキャンプのAIスピーキングテストは、月に1回だけ受けられる仕組みになっています。
なので、
- 毎日の細かい練習やチェック → 「AIスピーキングトレーニング」
- 月に1回の実力チェック → 「AIスピーキングテスト」
という役割分担で使うと、とてもバランスがいいです。
テストを「しょっちゅう受けて一喜一憂するもの」ではなく、月に1回の力試し&成長の記録として使うイメージがおすすめです。
点数が落ちても大丈夫|AIは“今日の状態”を見せてくれるだけ
ここは、私が一番伝えたいポイントです。
AIスピーキングテストは正直なので、
- レッスンをサボり気味だった
- その日は少し疲れていた
- たまたま緊張してうまく話せなかった
こういう時は、素直に点数が下がります。
でも、それは「あなたの英語力が終わった」という意味ではなくて、
「今日はちょっと本調子じゃなかったね」
という、その日の状態が数字として出ているだけ。
だから私は、
「ちょっとサボった分が数字に出たな〜。じゃあ、また少しずつ戻していこう」
くらいの軽い気持ちで見るようにしています。
点数に振り回されて落ち込んでしまうと、英語自体から離れたくなってしまうので、あくまで“目安”として眺めるくらいがちょうどいいと思っています。
AIスピーキングトレーニングとは?【スキマ時間の3分で話す習慣づくり】
「テストの点数だけじゃなくて、日々の練習にもAIを使いたい」という人に向いているのが、AIスピーキングトレーニングです。
これは、ネイティブキャンプのアプリ内でできる自習用コンテンツで、
- 1セット約3〜5分
- いつでも何度でも練習OK
- 発話ごとにAIが4段階で評価&フィードバック
という「スキマ時間に声を出す習慣」が作りやすい仕組みになっています。
AIスピーキングトレーニングの3つの特長
① スキマ時間の3分でできるスピーキング練習
通勤時間や家事の合間、寝る前など、「ちょっとだけ時間があるとき」にアプリを開いて、1セットだけトレーニングする、といった使い方ができます。
・短い時間でOK
・毎日少しずつ続けられる
この2つがそろっているので、「まとまった勉強時間が取れない…」という人にもぴったりです。
② AIによる自動採点で、その場でフィードバック
トレーニングが終わると、AIがすぐに採点してくれて、
- PERFECT
- EXCELLENT
- GOOD
- KEEP TRYING
といった4段階で評価してくれます。
さらに、単語ごとに
- 発音できている音
- 苦手な発音
も細かく教えてくれるので、自分では気づきにくいクセを客観的に知ることができます。
③ 資格試験のスピーキング対策にも使える
AIスピーキングトレーニングでは、
- 英検
- TOEIC
- TOEFL
- IELTS
- GTEC
などのスピーキング対策に役立つ形式の問題がたくさん用意されています。
「試験対策というより、まずは声を出す練習から…」という人にも、「試験で話す感覚を慣らしたい」という人にも、どちらにも使いやすい内容です。
日常英会話版とビジネス英会話版から選べる
AIスピーキングトレーニングも、テストと同じく次の2種類があります。
- AIスピーキングトレーニング 日常英会話
- AIスピーキングトレーニング ビジネス英会話
普段の会話や旅行、友人との英語コミュニケーションを伸ばしたい人は日常英会話版、仕事で英語プレゼンや会議に備えたい人はビジネス版を選ぶと、自分の目的に合った練習がしやすくなります。
AIスピーキングトレーニングの4つの問題形式
トレーニングでは、主に次のような形式でスピーキング練習ができます。
形式1:音読問題
英文を音読する形式です。
- 状況の説明 → 準備時間
- そのあと英文を声に出して読む
「英語を声に出すことに慣れていない…」という人にとって、ウォーミングアップとしても使いやすい問題です。
形式2:絵を見て答える(短め)
イラストを見て、短い質問に対して英語で答える形式です。
例)「この男性はなぜ怒っているの?」など。
準備時間は短めで、15秒程度でサッと答えるので、「瞬発力」を鍛えるのにぴったりです。
形式3:絵を見て答える(少し長め)
同じくイラストを見ながら、もう少し長めに説明したり、状況を話す形式です。
例)「タクシーの運転手さんに、歯医者までの道順を英語で説明する」など。
自分の言葉で話す量が増える分、「つなげて話す練習」や「表現のバリエーション」を増やす練習になります。
形式4:自由回答
与えられたテーマについて、自分の意見を45秒前後で話す形式です。
例)「男の子と女の子、どちらの方が子育てにお金がかかると思いますか?」など。
・自分の考えをまとめる
・理由を付けて話す
といった、試験のスピーキングでもよく問われる力を鍛えることができます。
解説画面が優秀|一人でも復習しやすい
AIスピーキングトレーニングの良いところは、解説画面がすごく使いやすい点です。
- その場で4段階評価が出る
- どの単語・音が苦手かが分かる
- お手本の音声と、自分の音声が両方聞ける
ので、講師とのレッスンがない時間でも、「自分の発音とお手本を聞き比べる」「苦手な単語だけ繰り返し練習する」といった復習ができます。
トレーニング → レッスン → テストの流れがいちばん伸びやすい
ネイティブキャンプには、
- 普段のレッスン
- AIスピーキングトレーニング(毎日の練習)
- AIスピーキングテスト(月1回の力試し)
という3つの要素があります。
これを、
- トレーニングで声を出す → レッスンで実践 → テストで確認
という流れで使うと、
- 何となくレッスンを受けるだけ、にならない
- 自分の伸びが数字でも体感でも分かる
- 「次はここを伸ばしたい」が明確になる
ので、学習のモチベーションも続きやすくなります。
まとめ:テストは“月1の記録”、トレーニングは“毎日の味方”
ネイティブキャンプのAIスピーキング機能は、うまく使うと本当に心強い味方になります。
- AIスピーキングテスト:月1回の力試し&成長の記録
- AIスピーキングトレーニング:スキマ時間の声出し&弱点チェック
そして、何より大事なのは、
- 点数に一喜一憂しすぎないこと
- 「今日はちょっと調子悪かったな」くらいで軽く受け止めること
- 結果を見て、次の一歩を決めること
AIは、あなたを責めるためにあるのではなく、「今の状態を見せてくれる鏡」のような存在です。
その鏡を、必要なタイミングでそっとのぞきながら、またコツコツと英語を続けていけば、それだけで十分すぎるくらい前に進めています。
どうか、自分を責めすぎず、AIも上手に味方にしながら、あなたのペースで英語と付き合っていってくださいね。
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