イスラエルにキブツボランティアの話。
テレアビブからバスに乗ったところから始まります。
その前での話はこちら↓
イスラエルの高速バスに乗る
指定されたキブツに行くまでに、イスラエルの高速バスに乗るのですが、目的地まで結構遠いんです!
例えば東京にボランティアオフィスがあるします。
新宿の高速バスの乗り場まで行って、そこから東北行きの(仙台方面とか)北の方行く感じです。
日本の高速バスは、仙台行きとか盛岡行きとか停車場所が都市に停車場所が決まっています。
でも私たちが行くところは、運転手に目的地を伝えて、目的地の近くのバス停で降ろしてくれ!と伝えるスタイルでした。
バスに乗っていると、ちょいちょい人が乗ってくるのですが、若い兵隊さんが乗ってきました。
最初は男の子だったんですけど、そのうち女の子の兵隊さんも乗ってくる。
え、女子??
知識のない私はびっくりしました。
イスラエルは兵役制度があるんですね。
イスラエルの女性、全体的に綺麗なんですよ。顔もスタイルも美しい人が多い。
兵役制度男女ともに科せられ、男性は3年間で女性は2年間兵役に従事するそうです。
実際に本当に普通にバスに乗ってきて、一番後ろの席にライフルを持って普通に座っている。
怖いような、なんか安心のような、なんとも言えない、気持ちになりました。
これがイスラエルか!っていうのをめちゃくちゃ感じます。
そして夜になって、あたりがだんだん暗くなってく。
目的地近くのバス停に到着
いいかげん、周りが暗くなり、一体いつ着くんだろう?っと不安になっていた私達。
突然、運転手の人がここだよー!!
え、ここどこ?国道のような大きな道路の途中じゃん。
なんにもないじゃん。
私たちが、行くところはどこにあるの?
偶然にも、同じバス停で降りたイスラエル人と思われる若者がいた。
若者は、途方に暮れているオランダ人と日本人の私に声をかけてくれた。
君たちどこ行くの?
迎えはくるの?
な、なんて優しいーの!感激してしまった。
キブツのHulataということろに行きたいんだ。
迎えはくるかどうかもわからない。
そしたら、あ、ボランティアの人達だね。
今、俺のお父さんが迎えにくるから
乗せてってあげるよ。
そこに住んでるから。
あー助かった。乗せっててくれるのね。
え、でも大丈夫? 今会ったばかりの人の車に乗ってもいいの?
これ、一人だったら乗っていたかな??
でも選択肢のなかった私達は乗せてもらうことし、改めてオランダ人の子と一緒にきて良かった。と胸を撫で下ろしました。
私だけなら、ここで英語の解釈も間違えてるかもしれないしね。
しばらくして、その子のお父さんが迎えにきてくれた。
この辺にいる外国人はほぼ、100%ボランティアの人だから声をかけてくれたらしい。
私たちが行こうとしてるところまでは、国道的な道から小道を入ったところにあり、とてもじゃないけど歩いてはだいぶ遠いらしい。
しかもその道は公共交通機関がないため、車を持ってる人たちが行き来する時に、持ってない人たちを乗っけてあげるシステムなんだそう!
キブツに到着
ともかくやっとキブツHulataについた。
なんか敷地の中にちっちゃな村にがある一番近いイメージ的には、日本にある米軍基地みたいな感じで、そこだけの医者や保育園や色々ある。
そして、その敷地内にあるボランティアの人たちがいるあたりに下ろしてくれていた。
でも、もう夜人はいるのか??
おるおそるあたりを見渡していると
見た目が、ヨーロッパ人!!って感じの若い男子が歩いていた。
そしてとにかく誰か探してくれるという。
ボランティアの世話をしている事務所はしまっていているが誰かが鍵を預かっているという。
どうやら、新しいボランティアの人が2人到着するということは聞いていたらしい。
鍵を持ってた人に3人部屋に案内され、前からいたドイツ人の女の人と私とオランダ人の女の子と同じ部屋になる。
長い1日だったので、とりあえず就寝することにした。
キブツ初日&仕事が決まる
一夜明けて次の日、敷地内にあるボランティアの事務局行き、その後、施設の案内をされることになる。
敷地内はとても広くて、保育園、ダイニング(めちゃくちゃ大きい)、工場、病院、ナイトグラブ。ちょっとした町だった。
私が到着したキブツには約400人ぐらい住んでいてボランティアは20人ぐらいいるらしい。
ほとんどが、ヨーロッパからきた若者で、大学生で休学してきた子が多かった。
ボランティアできているので、仕事につかなければいけないのです。
なんの仕事が空いてるのか?できるのか?をボランティアスタッフと話しあう。
キブツのお仕事の種類
★クリーニングの人鳥や牛?豚?など動物の世話
★コールドキッチン
★ホットキッチン
★保育園を手伝う人
保育園はなかなか空きのでない貴重なポジションということでオランダ人の子が行きたいと言った。
私は、英語に自信がなかったため、コールドキッチンに就くことになった。
コールドキッチンとは食材をひたすら切るのを手伝うってものだ。
そして、明日から朝の5時半集合でコールドキッチンに行き、私はトマトときゅうりを400人分を切る生活が始まったのであった。
ちなみにホットキッチンは切った食材使って実際に調理するので現地のイスラエル人と
割と長くいる手慣れたボランティアの若者がそこで働いていて、
コールドキッチンは言ってみれば、初心者でもできるので一番最初につくポジションだった。
その4に続く、
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