「1日中誰とも話さない」生活をして感じたこと｜孤独と回復のリアル体験記

一人暮らし×在宅仕事＝声を出さない毎日

出社もなく、在宅で完結する仕事。
それは最初、理想の働き方だと思っていました。
でも気づいたら、誰とも話さない日が当たり前になっていたんです。

たまに宅急便の人と数秒話すだけ。
それだけで「今日は人と喋った」と安心してしまうほど、会話がなくなっていました。

最初は平気だったんです。
だけど次第に、声が小さくなり、張りがなくなり、気持ちまで沈んでいきました。
話さない日が続くと、思考がどんどん内向きになり、ネガティブループに入っていくんですよね。

声を出さない生活で起きた心と体の変化

• 朝起きても「今日も頑張ろう」と思えない
• 人に会うのが億劫になる
• 自分の声がかすれる、小さくなる
• どんどん無気力になる

ある日、ついにベッドから出られなくなりました。
息苦しくて、涙も出て、何も手につかない。
病院で処方された薬を飲まないと、日常を送れないほどまで悪化してしまったんです。

今思えば、もう少し早く「助けを求める」「人と関わる」ことをしていれば良かった。そう強く思います。

そこから立ち直るために、私がしたこと

① 太陽を浴びることを“習慣”に

どんなに外に出たくなくても、1日1回は外へ出る。
たった5分でもいい。太陽の光を浴びるだけで、気分は驚くほど変わります。

太陽を浴びると「セロトニン」という幸せホルモンが分泌されることは有名ですよね。
本当にその通りでした。光を浴びた日は、自然と前向きになれたんです。

② 思考を紙に書いて“整理”する

頭の中で考えすぎてしまう人には、書くことがおすすめです。
私が参考にしたのは『ゼロ秒思考』（赤羽雄二著）。

悩みや不安をメモに書くだけで、頭が整理されてスッキリします。
「ネガティブな思考の渦」から自分を救い出す第一歩でした。

👉オーディオブック版もあります。
耳で聴く読書なら、声を出して復唱できるし、気分も前向きになります。
オーディオブック聴き放題なら – audiobook.jp

③ オンライン英会話で“人と話す”習慣をつくる

人と話す機会がないなら、自分で作る。
私にとっての救いは「オンライン英会話」でした。

24時間、いつでもレッスンが受けられて、相手がプロの講師だから気を使わずに話せる。
英語の勉強というより、「声を出すリハビリ」から始まりました。

最初はボソボソしか話せなかったけど、だんだん声が出るようになって、気持ちも明るくなっていきました。

今ではすっかり回復して、海外にまた行きたい！と思えるまでに。
もしあの頃の私に戻れるなら、「今すぐ話して」と伝えたいです。

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今ではすっかり回復して、
「海外にまた行きたい！」と思えるまでに。

もしあの頃の私に戻れるなら、
「今すぐ話して」と伝えたいです。

「話すこと」は生きること

声を出す、言葉を交わす。
それはただのコミュニケーションじゃなく、心の健康にも直結しているんだと思います。

もし今、「誰とも話してないな」と気づいたら、今日だけでも誰かと数分でも話してみてください。
たとえコンビニの店員さんでも、オンラインの講師でも。

人と話すことは、自分の心に空気を入れること。
孤独な日々を抜け出す第一歩です。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
どうかあなたが、自分らしく笑える毎日を取り戻せますように。