知っている単語なのに講師に聞き返される。そんな経験をする方は、少なくありません。聞き返された単語を振り返ると、音の違いや強く読む位置を意識できていないことがあります。
ここでは、つまずきやすい right / light、very / berry、think、hotel の例と、確認の方法をまとめます。すべての人に同じクセがあるという話ではなく、一般的な例です。
先に結論
- 講師に聞き返された単語を、1つずつ直していく
- right / light、very / berry、think、hotel を例に、音の出し方を確認する
- スマホの録音で、見本の音と聞き比べる
- 全部の発音を、一度に直そうとしない
聞き返されやすい単語と、気をつけること
| 単語・音 | つまずきやすい点 | 意識すること |
|---|---|---|
| right / light | 自分では同じような「ライト」に聞こえ、RとLを言い分けにくかった | rightでは舌をどこにもつけず、lightでは舌先を上の前歯の裏に触れさせることを意識 |
| very / berry | veryのVをBのように言ってしまい、違いを出しにくかった | Vでは上の前歯を下唇に軽く当てて声を出す |
| think | THを「シ」に近く言ってしまうことがあった | 舌先を上下の前歯の間に軽く出し、息を通す |
| hotel | 最初の音節を強く言いがちで、アクセントの位置を指摘されることがある | 辞書音声などで単語ごとに強く読む位置を確認する |
right / light、very / berryの違いが伝わりにくかったときは、単語を知っているだけでは足りず、音の出し方を分けて練習する必要があります。どの音も一度に直そうとはせず、レッスンで聞き返された語から見直すのがおすすめです。
直す優先順位は「聞き返された単語」から
- 講師に聞き返された単語や、自分で言い直した単語をメモする
- まず一語だけ選び、講師の発音や信頼できる音声を聞き直す
- 音の違いを確認した後、必要なら単語のアクセント位置も確かめる
- 次のレッスンや練習で同じ単語を使い、伝わり方を確認する
全部の発音を一気に直す必要はありません。よく使う語や、実際に伝わりにくかった語から一つずつ練習するほうが、取り組みやすい方法です。
スマホ録音と単語メモで、自分の音を確かめる
練習するときは、スマホの録音機能で単語や短い一文を録音し、見本の音声と聞き比べます。録音では、R/LやV/Bの違いを自分で出せているか、THの音を別の音に置き換えていないか、どこを強く読んでいるかを一つずつ確認します。録音を公開したり共有したりする必要はなく、自分の練習用に使います。
レッスン後は「聞き返された単語」「講師に直してもらった音」「次に意識すること」を短くメモします。例は right/light、very/berry、think、hotel です。実際に指摘された語だけを残し、一般的な発音リストを増やしすぎないようにします。
発音を一語ずつ直す練習とシャドーイング
単語一つの音を確認したいときは、講師の口の動きを見たり、録音を聞き比べたりします。文全体のリズムや音のつながりをまねたいときは、短い音声を使ったシャドーイングが向いていました。目的に応じて使い分け、発音が完璧になるまでシャドーイングを続ける、という形にはしません。
10分の手順や教材の選び方は、発音を音声で確認するシャドーイング練習で紹介しています。
よくある質問
発音は50代からでも変えられますか?
講師に指摘された単語を意識して練習することで、伝わり方が変わることがあります。変化には個人差があるので、まずは実際に聞き返された語を一つずつ試してみてください。
発音記号を全部覚える必要はありますか?
すべてを覚えるより、困った単語の音を講師や音声で確認するところから始めるのがおすすめです。発音記号が役立つ場合もありますが、最初から全部覚えることを目標にしなくてもよいと思います。
日本語話者がつまずきやすい点の例
一般的に、次のような点が、通じにくさにつながると言われています(個人差があります)。
| つまずきやすい点 | 例 | 意識すること |
|---|---|---|
| 語尾の子音に、母音を足してしまう | desk、milk | 最後の音を、はっきり母音をつけずに、止めるつもりで言う |
| 単語を区切って言ってしまう | an apple、check it out | 単語をつなげて、ひと息で言ってみる |
| 強く読む位置が違う | banana、camera | 辞書の音声で、強く読む音を確認する |
| 文のリズムが平らになる | I want to go to the station. | 大事な単語(want, go, station)を強く、ほかは軽く言う |
発音の確認は、オンライン辞書の音声や、講師の発音を使うと、見本の音と聞き比べやすくなります。
発音の練習に使っているアプリ
発音を直すために、私は「ELSA Speak(エルサスピーク)」という発音練習のアプリを使っています。
ELSA Speakについては、ネイティブキャンプ2年の効果の記事でも、紹介しています。
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まとめ|伝わりにくかった音を一つずつ確認
つまずきやすいのは、right / light、very / berry、think、hotel などです。まずは講師に聞き返された語をメモし、音の違いを録音や見本音声で確認します。全部を一度に直すのではなく、次の会話で使う一語から練習するのがおすすめです。


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